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必読! 日鉄鉱業に謝罪を求める会 with 西鉄也(ブログ編)


YouTubeへのテスト投稿しました。近日中に正式版をアップします。

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【ブログ新着記事】


24回敗訴しても責任を認めない!
そんなことが許されるの?
それでも一部上場企業?

日鉄鉱業株式会社は東京駅前の郵船ビルに本社を置く一部上場企業で、鉱山業を営んでいます。かつては、いくつもの炭鉱を持ち、石炭の生産を行っていました。

その日鉄鉱業(wiki)で働いた多数の炭鉱労働者が「じん肺」という職業病で倒れました。炭鉱で働いていたときに、坑内の切羽などで発生するものすごい量の粉じんを吸って、肺を冒されたのです。
せきやたん、動悸・息切れが続き、階段の昇降や坂道を上ることが困難となります。さらにひどい発作が現れるようになり、やがては風呂に入っても横になっても苦しく、酸素マスクをしても呼吸が困難という「生きながらの窒息」の日々から、じん肺死へと続くのです。

そうした患者や遺族が、被害者の救済とじん肺根絶を求め、日鉄鉱業を被告とする訴訟に立ち上がりました。それが「日鉄関係じん肺訴訟」です。一覧表にあるように、これまでの関係訴訟は9件で、じん肺に罹患した計156患者に対する日鉄鉱業の責任が問われました。

これらの訴訟で、日鉄鉱業は、これまでに裁判所から23回にわたってじん肺加害責任を指摘されています。訴訟となった全件で日鉄鉱業の責任が指弾されているのです。

じん肺加害責任を問われたのは日鉄鉱業だけではありません。かつて炭鉱を経営していた他の企業も次々に責任を問われたのですが、他の企業は被害者に謝罪し、じん肺根絶のために努力することを誓って被害者と和解したのです。そればかりか、労働者を直接雇ったわけではない国でさえも、最後はじん肺防止に必要な監督責任を怠ったことを認めて、和解に応じました。

こうして、他のじん肺訴訟はすべて和解解決が実現している中で、日鉄関係じん肺訴訟のみがいまだに解決を見ることもなく延々と28年以上も続いているのです。

原因のすべては日鉄鉱業にあります。高裁で判決が出ても、日鉄鉱業は「日鉄鉱業の主張が認められなければ最高裁まで争う」「被害者が仕掛けた訴訟であるからその間に原告が一人、二人死んでもやむを得ない」と言い張り、その最高裁で判決が出ると、「最高裁が責任を認めても、納得できないから差戻し審でも争うし、再度の上告もする」とうそぶいて、その責任を認めようとしないため、じん肺根絶を願う被害者としては、このような対応を続ける日鉄鉱業を放置して訴訟を終えることができないのです。

日鉄鉱業は、23連敗した現在でも「納得致しかねる点がある限り訴訟を続けていく考えであります。従いまして、和解で解決する考えはございません」と言い切っています。法の支配する法治主義日本の社会でこのような対応が許されるのでしょうか。このような非常識な対応を、日本社会をリードしていく立場にある一部上場企業に許してよいのでしょうか。

日鉄鉱業の責任を問う私たちは、こうした事実を広く皆様に伝えていく必要を痛感し、このホームページブログを立ち上げました。
(弁護団長 岩城 邦治)


日鉄鉱業VS西日本石炭じん肺弁護団
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西鉄也(にしてつや)



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じん肺・アスベスト根絶三菱長船の会
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「日鉄鉱業に謝罪を求める会 with 西鉄也(ブログ編)」から抜粋

●3/17の判決の見所(聞き所?)

3/17の判決では、23回も負け判決を貰ってもまだじん肺問題を解決しようとしない日鉄に対して裁判所が判断をします。裁判所は求められた裁判について、国の機関、いわゆる「お役所仕事」として粛々と判断をするところです。が、時折、私たちを驚かせてくれる判断をすることがあります。たとえば、これまでは、認められてきませんでしたが、この日鉄の悪質性を「わざと従業員をじん肺に罹らせたんだ」、と判断したり、悪質性を他の裁判の基準より高い基準の損害賠償額を認定することで認めてくれたりしないかな〜、と、ちょっぴり期待しています。弁護団も、原告団も、これまで23回、ぼ〜っと勝ってきたわけではありません。それだけの判断を得てもおかしくない努力を積み重ねてきました。明日の判決が、日鉄を謝罪させる一石を投じてくれないか、あと1日、どこかにいる神様に拝んでみます。
(深堀 寿美)

●確信犯に付ける薬はない

炭鉱太郎さんの謝罪と責任の意見を聞いて20数年の 日鉄鉱業の要請や、株主総会等 で聞き飽きていたやりとりがよみがえりました。 日鉄鉱業の発言は時代時代にベストの対策をつくしてきたので責任はない。我々が何故ベストをつくしたのならじん肺患者がはつせいしたのか、裁判所も会社の言い分も聴いた上で対策が充分でないと判断して責任と賠償を判決したのでしょう、等といっても裁判所は判決をかくのが仕事ですから、責任がないのに何故お金を支払うのですかと聞くと判決で支払えといわれたからと言っています。 支援している方々は労働争議の経験者、公害患者の支援等々で能力、組織力、判断力もすぐれている方々と認識しています。 判決で敗訴している訳ではないのに何故か勝利の喜び がないから支援を続けているのです。
(支援連の青春の門)

●日鉄鉱業は謝罪するべき

謝罪についてもいろいろな見方があるのですね。私は単純な人間ですから、23回も裁判に負けているのなら、けじめを付ける意味でも謝罪するのが本当だと思います。例えば一個人が23回も敗訴判決を受けて、(日鉄鉱業の場合 もっと続くかもしれない)お金に不自由しないからまだ続けると言うことを国民は黙ってみているでしょうか「もういい加減にしなさい」の声がわき起こるのではないでしょうか。それが、企業であれば許されると云うことには事には納得できません。人間も一人では生きられないとよく言われますが、企業だって社会と関わり無しには生きて行けないでしょう。企業には社会的責任が有るのではないでしょうか。悪いことをしたのなら謝るのが当然です。悪いことをしていないと云うのなら、23回の判決内容は何だったのかと言うことになるのではないでしょうか。日鉄鉱業も日本社会の一員ですから、一日も早く謝罪して欲しいですね。
(大牟田の炭鉱太郎)

●謝罪について

河西弁護士さんから、企業は「口先だけで詫びているだけではないのですか」という提起がありましたが、遺族の一人として言わせていただきますが、口先だけでもいいから謝罪の言葉が欲しいのです。無念の死を遂げた両親のためにも日鉄鉱業の謝罪の言葉が聞きたい。北松じん肺訴訟は最高裁で時効で却下され悔しい思いは今も変わりません。しかしその際に日鉄鉱業の謝罪の言葉があれば納得いきました。裁判の第一番目の目的は企業が責任を認め謝罪することではなかったのでしょうか。たとえそれがパフォーマンスだけだったとしても、映像は謝罪の場面を映し出されます。企業が責任を認めたことを世間の人にアピールできたことになります。そして原告、遺族は長かった16年間の闘いが無駄でなかったことを確認できます。いつの日か謝罪の言葉が聞ける日を信じ、そして墓前に報告できることを願って、謝罪があるまでこの目で見守り続けたいと思ってます。私はこの裁判は母親に任せて私は直接に運動することはあまりなかったので、たいそうな事はいえませんが私はそう思います。
(くずちゃん)


●福岡高裁判決行動

日鉄鉱業に対する福岡高裁の判決がいよいよ17日月曜日にあります。勝訴することは当然として、日鉄鉱業の故意や重過失、対応の悪質さなどに踏み込んだ判断が示されるか、賠償額のアップが図られるかなどの点が注目されます。  判決行動は以下のとおりです。可能な行動にご参加ください。 【3月17日】 10:20 福岡高裁門前集会、入場行進、傍聴抽選 11:00 判決言い渡し       門前で旗出し、弁護士会館で記者会見 12:00 判決報告福岡集会(電気ビル本館8階)       東京へ移動 18:30 判決報告東京集会(四谷駅前プラザエフ) 【3月18日】  8:00 日鉄鉱業本社前街頭宣伝・ビラ配布  9:30 日鉄鉱業本社要請・社前街頭宣伝 13:00 新日鉄(筆頭株主)要請
(山本 一行)

●俺たちはボタじゃない

「俺たちはボタじゃない」、使い捨てられたままですまされるはずがない、そんなことが許されるはずがない、これが炭鉱で働いてこられたみなさんの怒りだと思っています。  未だに謝罪しようとしない日鉄は、未だに従業員を「ボタ」扱いしているんだと思います。それが許せないんです。人間が使い捨てられていいはずがない、すべての労働者の方に通じる怒りだと思います。だから、闘っているんです。
(深堀 寿美)

●言いたいことは山ほどある

日鉄鉱業の炭鉱の粉じん現場で働いた多くの労働者がじん肺で倒れました。日本経済のエネルギー部門を地底から支えた人たちです。  セキやタンに苦しみ、坂道や階段では激しい動悸と息切れにあえぎ、やがては風呂に入っても横になっても肺に空気を取り込めず呼吸困難となって、酸素吸入によってわずかに命をつなぐほかなくなります。それがじん肺罹患後の患者に残された人生です。  選炭後に残った岩石片は“ボタ”と呼ばれてボタ山に捨てられます。患者たちも日鉄鉱業から捨てられました。しかし、患者たちは、「俺たちはボタじゃない」という思いを胸に、そして「こんな目に会うのは俺たちで最後にしたい」という思いから、「じん肺根絶・被害者救済」を合言葉に立ち上がり、日鉄鉱業を被告とする裁判を起こすことにしました。  しかし、提訴の動きを知った日鉄鉱業は、元従業員の家を訪ねて、「裁判は長引く。生きているうちには終わらない」「莫大な金がかかる。家も土地も弁護士に取られるぞ」と脅して回り、執拗な切り崩しを行いました。そして、裁判が始まると、今度はカメラを持って原告を付け回し、「たばこを吸っていた。たばこが原因だ」「元の同僚との懇親会に参加した。元気な証拠だ」と原告叩きに狂奔し、挙句は、証人等で総勢100人という前代未聞の立証計画を平然と提出して訴訟の遅延を画策しました。  日鉄鉱業じん肺の最初の裁判は、結局、16年に及ぶ長期の審理を経て終了したのですが、謝罪を求める原告に対して、日鉄鉱業の高橋前社長は、「最高裁で判決があっても、当社には責任はない」と平然とうそぶきました。  こうして日鉄鉱業は、元従業員計156患者から次々と訴えられ、計9訴訟で23連敗し、3月17日には福岡高裁での24回目の敗訴判決を受けようとしています。それでも日鉄鉱業は、「責任は認めない」「争い続ける」と言い張って被害者を苦しめているのです。  日鉄鉱業は一部上場企業です。そして一部上場企業とは、日本の経済と社会を代表する範たるべき存在なのです。その一部上場企業が、このように司法判断を平然と踏みにじり、法の無視を続けているのです。  この日鉄鉱業の姿勢を正し、司法判断に従わせるとともに、じん肺被害に苦しむ被害者に謝罪させること、それがブログを立ち上げた私たちの願いです。  言いたいことは山ほどありますが、ブログですので、骨子だけを書きました。



ネタ帳(今後のコンテンツに活用する予定です)
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新日鉄日鉄鉱業の筆頭株主
・日鉄鉱業が謝罪しないのはなぜですか
・日鉄鉱業がこれまで使った裁判費用総額と内訳
・じん肺被害者映像編集中。YouTubeで公開予定